約 7,288,683 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7330.html
ポップンミュージック peace 【ぽっぷんみゅーじっく ぴーす】 ジャンル 音楽ゲーム 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミアミューズメント 稼動開始日 2018年10月17日 判定 良作 ポイント これまでとは一転して保守的な方向性にシフトあらゆる点での原点回帰ロングポップ君の本格導入ヘビーユーザー歓喜の超高難易度楽曲ラッシュ低迷を続けていたシリーズを持ち直した立役者 ポップンミュージックシリーズ 概要 特徴・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 アーケード屈指の長寿音ゲー「ポップンミュージック」のシリーズ25作目。シリーズ20周年記念作品でもある。 今作のテーマは「原点回帰」。キャッチコピーは「みんなでポップなエブリデイ!」。 特徴・変更点 システムの根幹面は全て前作『うさぎと猫と少年の夢』同様となっており、ゲームに影響を及ぼさない部分にのみ変更が加わっている。 キャラクターデザインの再変更 『Sunny Park』までのデフォルメデザインをベースとし、これに『ラピストリア』の鮮やかで艶のある色彩を施しつつ、線を細くしたデザインに変更された。 デザイン的には『ハロー!ポップンミュージック』にも近いが、より線が細めになっている。 プレー画面でのアニメーションは従来同様となっている。 前作のプレーデータをほぼそのまま全て引き継ぎ 今作ではこれまでのシリーズ稼働開始時に恒例であった「前作からのデータ引き継ぎ」の設定が存在しない。 代わりに、前作までのほぼ全てのプレーデータが今作でもそのまま継続して使用されるようになっている。 これにより、これまでは新作に切り替わる毎にリセットされていた各曲や各モードのプレー回数等も残っているため、今作での数は前作から合算したものとなっている。 流石に「ナビくんの成長」など今作で廃止されている要素については引き継がれないものの、後述の事情により内部的には残っている模様。 内部的な仕様は前作とのデータの共用となっており、前作のe-amusementサイトにアクセスしても今作のプレーを含めたデータが表示される。 本作と同時期の他のBEMANIシリーズについても、タイトルが変わってもデータ引き継ぎの際に新バージョン用のデータを作成しない形式を多々採用しているのだが、それらは一応引き継ぎ作業を経てからのデータ移行であるため、前作のプレーデータそのものを丸々共有しているのは珍しいケースである。 この仕様はその後のpop nシリーズでも受け継がれていくことになる。 UPPER譜面 一部の楽曲に関して、通常よりも高難易度の追加譜面が実装された。 楽曲バナーに「UPPER」と書かれており別楽曲という扱いにはなっているものの、楽曲・ジャンル名に関しては通常譜面と同じになっている。 同じ楽曲で全く異なる譜面というシステム自体は『11』に登場した「ウラ譜面」として存在している。その点で考えた場合、実に14年越しに旧来のシステムが復活した事となる。 基本的にはEX譜面に続く第4の譜面を追加する目的ではあるが、あちらと違ってNORMAL・HYPER譜面も存在している。 また、上記に挙げた「ウラ譜面」についても今作の隠し要素として一部復活している。 ポップンタイムトリップ プロローグ (ポプローグ) → ポップンタイムトリップ 本作における楽曲解禁イベント。当初は「プロローグ」付きで略して「ポプローグ」となっていたが、2019年3月7日よりタイトルから「プロローグ」が外れ本格始動した。 「ポップン20周年」のお祝いの為に「ミミニャミ channel」という動画を配信しようと考えたMZD。動画の企画として過去のポップンワールドへタイムスリップし、その様子を中継する事をMZDから丸投げされたミミとニャミが、過去のバージョンの時代で会う人々にインタビューを行ってゆく。 行く先のバージョンをモチーフにしたスタンプカードが与えられる。ゲームをプレーする度に、このスタンプカードにスタンプが捺されてゆく。決められた数のスタンプが捺されればデコパーツや楽曲を解禁できる。 必要なスタンプの個数はバージョンによって5~10個。1ゲームにつき1個、1日最初のプレーでボーナスとして2個スタンプが貰える。途中からイベントフォルダが追加され、ゲーム中そこから1曲でも選曲していれば更に1個が貰える。 ポプローグ時代は期間限定で行われるバージョンも存在していたが、ポップンタイムトリップとなってからは常駐している。 イベントは2019年10月3日に「スペシャルなエンディング」としてイベントボス曲とエンディング曲が追加されたことでエンディングを迎え、その後2020年2月19日に終了。解禁イベントは後述のイベントアーカイブに引き継がれた。 ポップンイベントアーカイブ ポップンタイムトリップに続く解禁イベント。 「過去にクリアした解禁イベントにおいて新たな隠し要素が発見され、プレーヤーがその要素を発見するため再びイベントに参加する」という設定。 設定どおりに過去の解禁イベントを忠実に再現しており、開始時のタイトルコールや進行演出、そして流れるBGMやSEも過去のイベントを忠実に再現している。 ただしあくまでイベントを再現しているだけであり、ランダム要素が含まれるイベント(ポップンツーリスト等)では進行状況は決まった数値だけ進み、プレーヤーが操作に介入したり任意で進めるイベント(ポップンウォーカー等)は強制的に操作されるようになっているためあくまで再現という形に留まっている。 クリアメダルのデザインの再変更 前作でテーマに合わせた歯車のデザインに変更されていたが、再び『eclale』までの丸型・菱形・星型のデザインに戻された。 例外的にEASYクリアメダルのみ前作に近いデザインがそのまま引き継がれている。 ポップンクラスの名称変更 これも前作ではスチームパンクのテーマに合わせたものだったが、特定のテーマを持たない本作のコンセプトに合わせて変更された。 新名称は過去のNET対戦のレベル別部屋名から取られており、一部のユーザーには懐かしいものとなっている。 モード・キャラクター選択の制限時間の見直し 2019/03/05アップデートにて、これまでモード選択がNORMALとBATTLEを選ぶだけなのに90秒もあるのに対し、膨大なキャラクター選択が25秒しかないとあまりにアンバランスだったものが、「モード選択が10秒、キャラクター選択が40秒」と大きく改善された。 ただし、当初はカウントが始まると一気に数値が飛ぶ(表示にズレがある)など、プログラム変更のチェックが追いついていない様子が見て取れた。 評価点 キャラクターデザインの原点回帰 ラピストリアにて行われた少女漫画風のデザイン変更(通称:ラピス絵)はシリーズのマンネリ打破に成功、新風を吹き込み新規層の開拓にも大いに貢献した「ラピス絵」であったが、今作では以前のポップな画風のオリジナリティは明確にしつつも、ラピス絵の塗り方も取り込んだ良いとこ取りのデザイン(通称「peace絵」)となった。 そもそも「ラピス絵」は、ラピストリアという世界観の設定ありきでの挑戦的なデザイン変更だったはずであるが、次作・次回作とシリーズ展開が行われていくと同時に特に理由もないまま絵柄だけが続投し設定が形骸化していたため、「絵柄だけが一人歩き」しているのも同然の状態であった。 そのような「設定・コンセプト変更に関する疑問」が解消されたことも大きいだろう。 もちろん、過去作のデザインも旧ポップン絵・ラピス絵ともに従来通り残っているため、カラー変更で引き続き使用できる他、版権曲や移植曲の担当キャラクターとしては過去の流用のまま続投している。また、peace絵の新規デザインの中にもラピス絵での特徴を多少継承したものが存在している。 20周年記念に相応しいデザイン・解禁イベント UIなど各所に過去バージョンを意識したデザインが見受けられる。 モード選択や楽曲・オプション選択画面の背景は、白い下地にカラフルなデザインという、記念すべき第1作をリスペクトしたものとなっている。 タイトル画面においても、第1作から本作までのミミとニャミおよびタイトルロゴが代わる代わるに表示されていくというファンサービス。 イベントの内容もこれまでの振り返りという、記念作品に相応しい内容は好評であった。 インタビューは各作品のテーマに合わせた人気キャラクターやネタがモチーフになっており、スタンプもインタビューに登場するキャラクターのアイコンとなっている。 イベント画面内では、そのバージョンのシステムBGMも流れるというオマケ付き。 CS移植枠は「家庭用編」として一括りにされている。特定のテーマを持っていない為にオリジナルの展開が繰り広げられる。 メインの解禁イベントという都合もあり、KACでお披露目された楽曲の解禁も特別枠として行われた。 初期の楽曲の追加譜面が多数登場 初期シリーズから人気を博していたものの、低難易度譜面しか無いことを惜しまれていたコンポーザー「NAKATEK」の楽曲群に、一斉に追加譜面が登場したことが話題となった。 さらに、その後のイベントでそれまで低難易度しかなかった歴代シリーズの人気曲にもHYPER・EX譜面が次々と登場した。 これらの楽曲はデータが古いためこれまで何度も希望がありながらも追加譜面を作れず断念していたという経緯もあり、「キー音ありの本来の譜面に重ねる形でキー音無しノーツを新たに追加する」という初の手法が行われている。 「レッスン / POP-STEP-UP」のEX譜面に至ってはキー音の配置をがらっと替えて高難易度を実現するという手段を取っており、「最上級譜面へのレッスン」ともいうべき譜面になっている。 BEMANIお馴染みのアーティストによる大量の新曲群 デフォルト楽曲では「PON(*1)」「M@sumi」「阿部康広」「常盤ゆう」「sei☆shin」が参加。イベント隠し楽曲においては「ウッチーズ」「上野圭市」「kors k」「劇団レコード」「U1 overground」「あさき」「Mutsuhiko Izumi」「VENUS(Sota Fujimori、DJ YOSHITAKA)」「moimoi×Xceon×Dai.」「School(すわひでお、good-cool)」「猫叉Master」「Akino」「ブタパンチ」「Des-ROW」「dj TAKA」「Akhuta」「onoken」「OSTER project」といったBEMANIシリーズおなじみのアーティストが次々と登場。移植曲ではあるが「ota2」「佐々木博史」「Handsome JET」「Yuei」も登場。 そしてKAC決勝大会でのお披露目となった課題楽曲ではなんとポップン最古参アーティストであるサイモンマンこと「杉本清隆」が再臨し、実質的な「パーカッシヴ3(*2)」とも呼べる「西馬込交通曲」を提供。さらには担当キャラクターとして「Mr.KK」が新規描き下ろしで登場するという豪華ぶりでファンを喜ばせた。 杉本清隆以外にも「Sana」「平田祥一朗」「くまのきよみ」「藤野マナミ」「HIRO総長」とポップンシリーズ古参アーティストが続々と参加しており、年季の入ったファンを大喜びさせている。 イベントにおいてはCS移植楽曲も多数存在している。 独自性を発揮しつつも人気曲を揃えた版権ラインナップ 「おねがいダーリン」「POP TEAM EPIC」「ロキ」「一触即発禅ガール」等を他機種と同時収録。 後のアップデートでU/M/A/Aから「sasakure.UK」「DECO*27」のボーカロイド版権曲が追加。 これらのいくつかは動画サイトで数百万再生を記録している有名楽曲でもあり、古めながらも定番のラインナップと言える。中でも「モザイクロール」はちょうどポップン収録から2週間後にニコニコ動画で1000万再生を達成し、「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」「メルト」「千本桜」「マトリョシカ」に続く5曲目の「VOCALOID神話入り」曲となったほどの有名曲である。 また、BEMANIでのボーカロイド楽曲はそれまでEXIT TUNESからのライセンスがほとんどでどの機種も似たようなものだったが、今回はU/M/A/Aからの版権曲のため「或る街のギギ」のようにBEMANIひいては音ゲー業界初収録のものもある。 もはや説明不要の超人気ボーカロイド楽曲「千本桜」も本作にて堂々のポップンデビューを果たす。しかもありきたりな原曲ベタ移植ではなくカバー音源(*3)での収録。 基本的に版権曲にキー音非搭載となった『Sunny Park』以降の楽曲では、BEMANI×東方Project楽曲以来約4年ぶりのキー音搭載版権曲となった。 おなじみの東方アレンジ楽曲では大人気楽曲にもかかわらず長らくポップンには未収録だった「Bad Apple!! feat.nomico」「ナイト・オブ・ナイツ」「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」の3曲が満を持して登場し、ファンを喜ばせた。 いずれも10年以上前の古い楽曲だが、かつてのポップンは「若干古めの版権曲を収録する」という方針であったことや、開催中のイベントが「タイムトリップ」であることを考えると、この点に関しても「あえて時機を逸したところで収録するという原点回帰」と考えられる。 上記に挙げた超有名な定番版権曲以外に、「Marmalade butcher」や「Serph」といった知る人ぞ知るマイナーどころのアーティストを発掘した楽曲も収録されており、さらに彼らは本作書き下ろしの新曲も同時提供している。 現行音ゲーの版権ラインナップの多くが話題性を重視するがゆえにリアルタイムで話題となっている人気曲に偏りがちでどうしても似たり寄ったりなラインナップになりがちな中、ポップンはある程度の独自性を発揮していると言えるだろう。 高難易度譜面の大幅拡充及び早めの投入ペース ポップンシリーズは長らく続いた影響もあってプレーヤースキルの大幅な向上、というよりインフレが激烈に進行していることから、Lv47~48以上の所謂「高難易度譜面」の追加が強く求められているが、本作ではそういったヘビーユーザーの意見にお応えしたのか容赦なく超高難易度譜面を続々と投入している。 本家CS11の譜面を無修正で移植した「カウボーイ(UPPER)EX」、ロングノーツを加えてさらに難易度を跳ね上げた「ふること(UPPER)EX」とLv50譜面を2曲も投入、そしてLv49ながら実質Lv50弱~中近くとされている「BabeL ~MODEL DD101~EX」「西馬込交通曲EX」と稼働間もない期間で既に4曲もの超高難易度譜面を投下するという、前作以上のインフレぶりを披露し、往年のファンや上級者を歓喜させた。 前述の面々には劣るものの「Mirage Age(EX)」「焔華(EX)」「祭ノ痕、君ヲ憶フ。(EX)」「Timepiece phase II(EX)」「六花美人(EX)」「ドラムンフライ(EX)」「Vinculum stellarum(EX)」「限界食堂(EX)」「レッスン(EX)」「バトルダンスUPPER(EX)」「ヘビーメタル(EX)」「少女と時の花(EX)」「ラメントUPPER(EX)」「最小三倍完全数(EX)」「Zeeros(EX)」といった高難易度楽曲・追加譜面も存在し、歯応えのある楽曲が勢揃いとなっている。 更に2019年6月6日にて『CS pop n music 8』にて魔王地帯で猛威を振るった「クラシック8(Line Times)」のEX譜面が遂に登場した。勿論譜面自体は元の譜面そのまま(*4)。 そしてAC13にてボス曲として登場したにもかかわらず肩透かし感の否めない難度であった「コアダストビート」が「コアダストビート(UPPER)」として再臨し、ありとあらゆる面が超強化され堂々のLv50として逆襲を果たした。 コアダストビートと同様にAC18にてボス曲として登場したにもかかわらずLv42(現Lv48)という低難易度でユーザーをガッカリさせた「ふること」も「ふること(UPPER)」としてLV50で再登場し、リベンジを果たす。 解禁イベント「ポップンタイムトリップ」のボス曲「25 o clock the WORLD」も当然の如くLv50として登場。イベントのラスボスに相応しい超高難易度譜面として超上級者の前に立ちはだかる。 The 9th KAC pop n女性部門決勝課題曲として登場した「Popperz Chronicle」も堂々のLv50。内容も過去作のボス曲メドレーとなっておりシリーズファンには懐かしさを感じさせる内容。 そして男性部門課題曲として登場したのは「Popperz Chronicle UPPER」という、Lv50の譜面にさらに強力なアッパー版を投入するという前代未聞の試みが披露された。内容も通常譜面で簡略化されていた難所が一切弱体化されることなく投入されている。 第二の解禁イベント「ポップンイベントアーカイブ」の実質的なラスボス曲はまさかの移植曲「perditus†paradisus(UPPER)」。移植元での凶悪さに引けを取らない極悪な難易度に仕上がっている。 今までであれば、Lv50というのは1作に1,2曲、3曲も来れば「今作は50多いな」と語られるほどの頻度でしか追加されない難易度である。それがどうみてもまだ今作序盤の頃に実質50の譜面がいきなり4曲も追加されるハイペースぶりで、最終的にはLv50が7曲、Lv49が15曲(*5)も追加され、超高難易度譜面の大幅な拡充が行われることとなった。 また、初期収録ラインナップの楽曲が最高難易度でもLv47止まりであった事から、逆にヘビーユーザーが物足りなさを感じてしまっていた。前作が最終的に相当なインフレを起こしてしまっていた反動でもあり、あくまでも追加ペースの問題である。 とはいえ、高難易度楽曲の投入ばかりが目立つが初心者や中級者向けの豊富な難易度の譜面を取り揃えているため、一部の超上級者にだけ媚びているということもない。新規向けのEASY譜面ももちろん搭載されている。 過去曲へのEX譜面追加 前述のUPPER譜面やこれまでEX譜面が存在しなかった楽曲へのEX譜面追加は当然ユーザーから手放しで喜ばれた。 各譜面が追加された楽曲も「ハイパージャパネスク」「ドラムンフライ」「ワールドツアー」「フレンドリー」「モダン80」「レイニー」「ダークネス2」「J-ガラージポップ」「ヴィジュアル3」「ネオアコ」「ヘビーメタル」と分かっているラインナップ。 歴代キャラクターの大量登場 今作は周年記念作品として位置づけられているらしく、「あゆむ」「フィリ」「睦月」「ナカジ」「スミレ」「おんなのこ」「MZD」「鹿ノ子」「モイモイ」「リエちゃん」「ロキ」「リゼット」「イア=ラムセ」「マリィ」「ジュディ」「ウオヲ」「メテオ」「ルーフ」「六」「オフィーリア」といった歴代シリーズを彩ってきたキャラクターの数々が新規楽曲と書下ろしハリアイイラストを引っ提げて再登場。 今作の登場キャラには「オクターブ」や「ベティ」といった担当曲が既に削除済みだったり、「ライト」や「虹野ひかり」といった楽曲担当の数が1回きりだったキャラ達も勿論新規書下ろし楽曲を引っ提げて登場し、彼らにも再びスポットライトが当たる結果になった。 また、今作は新規書下ろしアニメの数こそ非常に少ないが、アニメの質自体はいずれも良質かつ丁寧に作られている。 稼働直後にはシリーズの看板キャラである「ミミ」「ニャミ」が当然のように描き下ろしで登場。 稼働から3ヶ月経った後のThe 8th KAC pop n部門決勝課題曲の担当キャラとして「Mr.KK」が登場。そして稼働6ヶ月後の「ポップンタイムトリップ」Sunny Park編とラピストリア編で「鈴花」と「烈」が描き下ろしで登場(アクションや立ち絵では「風雅」と「氷海」も登場)、ポップン2編で「Deuil(ユーリ、アッシュ、スマイル)」と、計10名の新規描き下ろしキャラが追加されるという豪華ぶり。いずれも非常に人気の高いポップンの看板キャラ的な存在で、人選についても非常にわかっているラインナップ。 特に「Deuil」の描き下ろしに関しては登場直後にツイッターにてトレンド入りをするほどの話題となる大成功となり、キャラデザ変更等でポップンを見限っていた引退勢を引き戻すほどの現象を巻き起こした。ポップンキャラの根強い人気を証明した形と言えるだろう。 また、「Babel ~MODEL DD101~」の担当キャラである「ザ・タワー」は相変わらず使用不可キャラだが、新規カラーで再登場した(*6)。イベントエンディング曲の担当キャラである「ニャミ」もセピア調の3Pカラーが用意され、一部アクションが変更されているという力の入れよう。 そしてポップンタイムトリップのラスボス曲にて、ポップンにおいては1年10ヶ月ぶりとなる完全新規キャラクター「ノルニル」が実装。キャラクター目当てのファンを大いに喜ばせた。 シリーズ中では二度目の開催となったThe 9th KAC pop n部門決勝課題曲では前年に引き続き担当キャラが描き下ろされ、ポップンシリーズの主役キャラとも言える「MZD」が新規描き下ろしで登場した。 現行音ゲー屈指の緩くて新規に優しい解禁イベント 解禁イベントである「ポップンタイムトリップ」は楽曲解禁分のスタンプ数までひたすらクレジットを積み重ねるだけというシンプル極まりないイベントであり、音ゲー初心者や新規ユーザーに対し非常に優しい仕様となっている。 単純に必要なクレジット数も毎回イベントブーストを1曲選べば基本は最短で2クレジット、最多で5クレジットと非常に安上がりで解禁を済ませることができる良心的な仕様でもある。 イベントブーストの楽曲も基本的にはそのシリーズの楽曲全てが対象となるため、選曲の自由度も高め。 さすがにエンディング楽曲のイベントのみは総額50クレジット以上とそれなりの貢ぎを要求してくるが、それまでの解禁の緩さを考えれば決して厳しいといえるものではない。 ストーリー面もボタン一つでの全カットこそできないが、興味がないのであれば赤ボタン連打で一分もかからずに終わらせることが可能。 後継のポップンイベントアーカイブも最低4クレジット、最多でも8クレジットというタイムトリップほどではないが良心的な設定となっており、相変わらずユーザーに優しい。 他の音ゲーでは簡易的な育成要素やストーリー要素で面倒なシステムを実装、もしくは解禁条件として高度なプレーヤースキルを要求してくるような、新規や初心者を篩にかける・上級者向けにしか解禁をさせないといった何かと不便な解禁イベントが多く存在する中、ポップンの解禁イベントは時間や金銭的面でもユーザー寄りと言えるだろう。 ロングポップ君の本格導入による演奏感の向上 前作では初導入作品ということもあってかロングポップ君を使用している譜面はそれほど多くなかったが、今作ではほとんどの新曲においてロングポップ君が実装されており、逆にロングポップ君の無い曲の方が少数派になっている。 ロングポップ君により片手で捌くノーツの割合が多くなったことで更なる演奏感(そして高難易度譜面の追加)が得られるようになった。 前作同様に一瞬だけならボタンを離してもセーフという甘めの仕様があるため、慣れればこれを前提として素早く手を切り替えるという手法も使っていけるようになっている。特にロングポップ君譜面の多い今作ではこれを知っているか否かで難易度が大きく変わるだろう。 ファン待望の「ポップンミュージックカード」復活 AC19にて登場し、魅力的なキャラクターの描き下ろしイラストを売りにしたコレクション要素としてユーザーから支持を集めてきたものの、前作のACうさ猫にて人気低迷もあってか無念の打ち切りとなったポップンミュージックカードが本作にて復活。 本作稼働中の2019/12/23よりカード発行に特化した新機種『カードコネクト』が稼働開始し、ポップンカードも描き下ろし新規レアカードが多数含まれる新弾がリリースされ、今後はそちらに完全移行されることとなった。 従来のカードが予め完成したカードを排出するのに対し、カードコネクトはその場での印刷型となっている。SOUND VOLTEXの筐体排出カードとも異なりある程度厚みのある硬質カードが採用されているため、従来のものとサイズが多少異なるなどの違いはあるが違和感は少ない。 その場での印刷式になったことで店側のレア抜きも防止でき、別の筐体を使うことでポップン筐体の占拠も防げるなど従来のカードで発生していた問題も解決された。 賛否両論点 コインプレー・PASELIライトプレーの優遇 前作までの作品におけるPASELIスタンダードプレーでは特典としてもう1ステージ遊べるEXTRA STAGE(EXTRAランプが5個必要のため、最短でも2プレーに1回)の他、イベントの進行速度が促される所謂「イベントブースター」の機能が追加されていた。 過去の作品ではEXTRA STAGEでは解禁ポイントが余分に加算される関係で、効率良く楽曲解禁を行う場合はEXTRA STAGE込みの方が良い=PASELIスタンダードプレーの方が優位であった。 しかし、本作におけるPASELIスタンダードプレーでは、「ポップンタイムトリップ」「ポップンイベントアーカイブ」がプレーの内容にかかわらず獲得進行度が固定となっているため、EXTRA STAGEを出そうがイベント進行が早まることは一切ない。つまり、実質的なメリットは2プレーに1回のEXTRA STAGEで1曲多く遊べる点のみ。 本作で楽曲を解禁するにはコインプレーもしくはPASELIライトプレー(安い方)が最も効率的という事になっている。(*7) ただし、元々pop nにおけるPASELIスタンダードプレーは当初からメリットが少なく、コインプレーやPASELIライトプレーでも選曲制限が無い上に3曲保証と、他機種のようなデメリット要素がほとんど存在しないという、まるでコインプレーやPASELIライトプレーの方を推奨しているかのような仕様である。 このために「PASELIスタンダードプレーの特典が薄すぎて損」という問題も顕著になっている、という問題はある。リフレシアの方がまだマシ、いっそのことjubeatのように廃止しちゃえという意見も CS移植曲の担当キャラについて 本作ではCS作品より「イノセント2」「スライ」「クリスマスプレゼント」が移植され古参ファンを喜ばせたが、「イノセント2」と「スライ」はなぜか担当キャラが原作の「睦月(CS8)」「スーツvsモリー」ではなく「睦月(CS7)」「スーツ」を既存のアニメーションのままpeace絵柄の描き下ろしイラストで担当キャラに起用するという賛否ある形での登用となった。 ただこれに関しては、未登場のCS版キャラクターのデータが何らかの事情でAC版に移植不可能という可能性もあるので、一概に問題視はできない。古いシリーズの楽曲について、度重なる基板変更の都合でデータに互換性がないため新たなキー音を切り出しての移植が困難だという公式側からの回答があり、キャラクターも同様の事情による可能性はある。 その後「アスレチックミート」「クリアトーン」の担当キャラとして「ベンベン」「文彦さん」がそのまま移植されたため、完全に全てのCSキャラが移植できないというわけではない模様。 「クリスマスプレゼント」の担当キャラはムービー形式の選択不能キャラ、かつ元々ACとCSのコラボ企画だったため内容自体はどちらも同じムービーなのだが、本来はACとCSで別々の曲に合わせてそれぞれアニメスピードを調整していた筈が、今作では既存のAC版のムービーをそのまま無調整でCS版の曲に流用したためタイミングズレを起こしている(*8)。 今作における新キャラの数について 今作の新キャラ(新アニメ・完全新キャラ含む)は前作の末期と比較して多く見えるのだが、それでも10人前後と数あるシリーズ作の中では非常に少ない部類。お世辞にも決して手放しで褒められる量では無い。 特に、完全新キャラはこれまでの作品では毎作平均で10人以上も登場することがシリーズにおけるお約束として位置づけられていたのだが、それら過去の作品に対して今作の完全新キャラは「ノルニル」たったの一組しか存在しておらず、膨大なキャラをウリとしていたシリーズ全体で見ると非常に寂しい数である。 また、近年コナミアミューズメントの広報担当キャラクターとして宣伝動画や連動イベント等で度々登場している「いちか」を未だに新キャラとして描き下ろさず、いちかが歌唱を担当するテーマソングを全て既存キャラの使い回しで済ませている点はさすがに批判が強い。 同社のスマホアプリ『ダンキラ!!!』とのコラボ企画の一環として追加された楽曲も、コラボ先がキャラを売りにした育成アプリにもかかわらず当然のように使い回し。 とはいえこれに関してはキャラクターの使い回しが深刻化し始めたサニーパークやラピストリアから散々言われているポップンチームのデザイナー不足、そしてKONAMIのアーケードゲーム事業縮小という「開発側の事情」によるものが大きく、この点で批判するのは酷とも言える。 また、本作での新規楽曲及び参加アーティストの充実ぶりから「今回は楽曲面に予算全振りしてる」とされることがある。実際過去2~3作のシリーズ人気低迷に伴いポップンキャラクターの人気自体も落ち込んでいることから、音ゲーとしてのメインである楽曲面に注力するというのは方向性としても間違ってはいない。 汎用背景が再び1種類のみに統一 演奏画面の汎用背景は、eclaleとうさ猫では担当キャラの属性に合わせて5種類のバリエーションがあったが、本作では再び1種類のみに統一されてしまった。 ただしラピストリア当時のような無機質な背景ではなく、今作の汎用背景は前述のように白い下地にカラフルなものとなっており、全曲共通ではあるものの各曲の雰囲気に馴染まない等の違和感が出るケースは殆どない。 また、今作で追加されたCSからの新規移植曲やUPPER譜面では楽曲固有の背景が表示されなくなった。 一方で旧作の追加譜面については従来通り楽曲のイメージに合った固有背景が表示されるため、同じ追加譜面なのに旧曲EXとUPPERで背景の使用・不使用の差がついている状態となっている。 UPPER譜面については元の楽曲の固有背景をそのまま流用できるにもかかわらず背景を使用していないため、意図が読めないものとなっている。 突然のイベント打ち切り 2作前の『eclale』同様、「ポップンイベントアーカイブ」の開催中に突然新作の稼働が発表され、当該イベントは中途半端な形で終了することとなった。 ただし、メインイベントである「ポップンタイムトリップ」はきちんと完結しており、上記にある通りそれぞれのイベントでラスボスとして相応しい難易度の楽曲も登場していたため、『eclale』当時ほど物議を醸すことはなかった(*9)。 むしろ、下記にあるように存続が危ぶまれていたシリーズの新作が無事発表されたことを歓迎する向きもあった。 問題点 前作のマスコットキャラ「ナビくん」の出番大幅減少 前作で大々的にメインのマスコットキャラクターとして活躍していた「ナビ」だが、本作では出番が大幅に減少している。 本作での出番らしい出番は、アドバタイズデモのちょい役や、新規プレー時のチュートリアル程度。「CV:村瀬歩」によるシステムボイスは継続されているが、全て前作からの流用であり、新録ボイスは一切なし。 解禁イベントにおいては、本作のメインイベントである「ポップンタイムトリップ」「ポップンイベントアーカイブ」共に一切出番なしとなっていた。 なお、稼働中期に追加された恒例の「ネットワーク対戦」では、こちら全て前作の流用だがボイス付きの挨拶スタンプで登場しており、インパクト自体は残している。 前作では全ての解禁イベントで主要キャラクターとして抜擢され、声優ボーカル曲までも多数用意、独自の成長イベント 新規フォルムの要素まで用意されていた事を考えると、さすがに扱いの差が大きすぎると言えるだろう。 もっとも、『ラピストリア』のメインメンバーであった「つぎドカ!」等のように、ナビくん自体はシリーズ全体のマスコットではなく『うさぎと猫と少年の夢』限定のメインキャラクターだったと考えるなら、画風の大きく変わった『peace』に移り変わったことでその役目を終えたと考えると納得ではある。 相変わらずのカテゴリ面 これは前作から言われている事なのだが、楽曲カテゴリについては新規の物が追加されることが少なかった。 特に今作は旧曲追加譜面が多いにもかかわらずメインイベント「ポップンタイムトリップ」や「ポップンイベントアーカイブ」のカテゴリが用意されておらず、旧曲にHYPERやEXが増えた場合はpeaceカテゴリではなく該当シリーズのカテゴリに入ったまま(例えば「ヘビーメタル」H/EXはpeaceではなく「2」カテゴリ)、一方で独立した新規追加譜面であるUPPERバージョンは新曲扱いでpeaceカテゴリに入っているなどややこしい事態となっているため、イベント解禁された楽曲・譜面のみを一纏めにしたカテゴリの需要は大いにあったはずである。 前作での開催からpeace稼働まであまり間が開いていた筈の「BEMANI SUMMER GREATINGS 2018」カテゴリや、今作でも未だ開催されている「FLOOR INFECTION」カテゴリが追加されなかったり、とっくの昔に稼働終了したりオフライン化が行われたにもかかわらずカテゴリが削除されていないBeatStreamやMUSECAカテゴリの方も相変わらず。 今作では稼働中に全機種連動イベント「いちかのBEMANI総選挙戦2019」が開催されたのだが、イベントカテゴリの方は同イベントの物が用意されているにもかかわらず、BEMANIカテゴリにDANCERUSH STRADOMの物が追加される事がなかった。本来なら総選挙戦を通じてpop nに初めて触れるダンスラプレーヤーも少なくはない筈なのだが… その1年後に「いちかの超BEMANIラッシュ2020」のカテゴリも用意されたが、連動要素が今回もあるのにやはりDANCERUSHのカテゴリは未だに存在しない。 今作のイベントカテゴリの一覧には何故か公募カテゴリが残っている。楽曲公募自体は前作、前々作で行われた物なのだが、とっくの昔に旬が過ぎている筈の公募イベントの楽曲カテゴリが残っているのはポップンの歴史から見ても違和感がある。 ちなみに似たようなカテゴリが存在する機種としてSOUND VOLTEXも挙げられているが、こちらは機種の方針自体が公募を主力としていることから問題視されていない。 ただし公募企画そのものは止まっているものの、eclale当時に「ポップンクリエイターズパーティ」公式サイトが立ち上げられ今も健在であるため、今後も公募企画が復活する可能性は考えられる。 取り逃したデコパーツの解禁方法は一切無し 「デコパーツ交換所」が廃止されたため、前作に登場したデコパーツのほとんどは引き継ぎでしか使えない状態になっており、前作で取り逃したプレーヤーや新規プレーヤーは入手手段が一切存在しない。 今作から新たに「ポップンタイムトリップ」追加されたデコパーツも登場したのだが、こちらも「ポップンイベントアーカイブ」に移行後は入手手段が無くなってしまった。 告知無しの楽曲削除 2019/04/23アップデートより「恋は渾沌の隷也」が何の告知もなく削除された。 同曲はおよそ6年前に収録されたため契約期限切れと推測されるが、他の版権曲は事前に削除告知が出されていたのに対し、本曲は突然削除された上にその後も告知も一切なかったため、この点について批判されることがある。 事前の公式告知無しで楽曲が削除されるケースは『Sunny Park』の「空想メソロギヰ」以来となる。 2019/08/27には「時の妖花」も告知なしで削除されている。 『GITADORA EXCHAIN』でも同日削除だが、あちらは告知あり。 また、それら以前にも2018/11/27に「シュガーソングとビターステップ」がGITADORA収録のカバー音源に差し替えられている。こちらも予告はなかった。 この差し替え自体についても「GITADORAだから許されるアレンジであり、pop nには合わずそのまま消える方がマシ」という批判もある。 再び発生したVOCALOID楽曲での不具合 本作で新登場の版権曲「ぼくらの16bit戦争」において、「相対と絶対の~」から「65535のテトラと~」に飛ぶ形で音源がつなげられた結果、両者の継ぎ目により『そうたん5535のテトラ』と歌詞が変わってしまう不自然な編集がある。この曲は後に『SOUND VOLTEX VIVID WAVE』にもそのままの音源で収録されたため、少なくとも現時点では仕様となってしまっている可能性が高い。 かつて多くの機種で発生していた「セツナトリップ」の「ワカメを冷ませ(わか目を覚ませ)」と原理は同じである。ただし、こちらは2014年8月~9月に掛けてBEMANI全機種で一掃された。 「千本桜」EASY譜面のキー音割り当てミス 「千本桜」では、上述の通り約4年ぶりのキー音搭載版権曲だったのだが、EASY譜面でキー音割り当てミスにより凄まじい不協和音となる不具合が発生してしまった。 この不具合に関しては配信翌日にすぐEASY譜面を一旦選択不能にし、数日後(*10)にキー音割り当て修正のうえEASY譜面復活という非常に素早い対応がとられており、その点は高く評価されている。 一方で、上述の「シュガーソングとビターステップ」同様GITADORA版そのままだった点から「収録そのものを撤回(『jubeat』も真っ青の1週間未満レベルでの削除)すべきだった」という(ある意味)過激な意見すら……。 総評 ラピストリアで大胆な改革を敢行しマンネリ打破を図った新生ポップンミュージックシリーズだが、賛否が分かれたラピストリアはともかくeclale、うさ猫と2作品連続で評価の芳しくない作品が続き、急激な失速感が否めなくなってしまった。 そうした中でリリースされた本作も稼働時点では極端に少ない新曲と描き下ろしキャラ、停滞する解禁イベントと不穏な要素ばかりであり「どうせ今回もパッとしないまま終わるのだろう」と疑念の目で見られており、本格的にシリーズの進退が危ぶまれるほどの状況となっていた。 そのような厳しい状況であったが、前作とほぼ同じシステムや前作末期でも見られた過剰なキャラクター流用の存在はともかく、多種多様な改革を推し進め新規層開拓を目指してきた直近の過去作とは打って変わって「原点回帰」という保守的な方向性を打ち出したことで、従来の方向性を取り戻したキャラデザや初期の名曲への譜面追加、豪華アーティストによる楽曲群など20周年記念に相応しい要素の数々でこれらの不安要素をカバーし、古参ファンの呼び戻しに成功した功労者となった。 余談 稼働時点の状況など 本作はロケテスト等を行わずに前日にて稼働開始の告知と共に最新作を発表するという、BEMANIシリーズでも類を見ない超スピード稼働が良くも悪くも話題になった。 この直前から「20周年のカウントダウンと共にポップンミュージックの歴史を振り返る」という名目で、日々ポップンにまつわるイベントやグッズ、ゲームで使用される基板などの紹介が行われており、その最後として新作を匂わせる告知と本作の発表が行われた。 この経緯の為、そもそも新作というよりも「記念日に合わせたデザインチェンジの為のアップデート」だったのではとも言われていた。 事実、本作のプレーデータは前作のものと共用となっている。引継ぎ処理やそれに伴うプレーヤーネームの変更やセキュリティ保護に関する同意も行われない。また、データが共用となっている為に本作で更新したスコアやステータスも前作でのプレーに反映される。 つまり内部的にはスキンをpeace仕様に変更した「うさ猫APPEND」のような状態であったと推測される。現に、従来なら新作ごとに更新されるはずのお邪魔「パニック」の数字が稼働当初はうさ猫と同じ「24」「2016」のまま更新されていなかった(稼働1ヶ月後に修正)。 これにより影響を受けたのが前作のイベントであった「ナビフェス」であり、該当の解禁曲は事前予告もないまましばらく解禁できない状況となってしまった。さすがに問題視されたのか、稼働翌週より「ナビフェス楽曲毎週無条件解禁」と銘打って該当イベントの楽曲が順次出現し、解禁無しでも全てプレーできるようになった。 なお、これまでのポップンシリーズは自乗となるナンバリング毎に節目となっているとも言われており、『4』および『9』はそれまでの過去作全曲収録を実現して温故知新を謳い、『16 PARTY♪』はシリーズ10周年記念作品だった。 本作もナンバリングこそ無いが5×5で『25』作目に相当しており、意図したものかは不明だが、20周年記念作品かつ原点回帰を掲げるという前例に従った立ち位置となっている。 公式サイトの縮小化 前作うさ猫の公式サイトでは途中から楽曲/キャラ紹介の更新が途絶えてしまっていたが、今作ではそもそも楽曲・キャラ紹介ページ自体を最初から用意していない。このため、今作の公式サイトは「お知らせ」「あそびかた」「プレーデータ」「ポプとも」「カスタマイズ」「ランキング」のみのシンプルな構造となっている。 元々うさ猫の時点で更新が停滞気味だったことに加え、2018年10月のkonami.jpドメイン消失によりSunny Park以前のページがほぼ失われてしまったことも関係していると思われる。 公式Twitterが関係者の告知ツイートのRT等を度々行っているため、今後も紹介専用ページは用意されない可能性が高い。 20周年記念グッズについて 本作ではポップンミュージックシリーズ20周年を記念した公式グッズが多数リリースされることが発表されており、実際に多数のグッズがリリースされた。 しかし、グッズに使われているイラストが全て旧ポップン絵で、ラピス絵が一切使われていない(*11)、前作うさ猫での主役的存在であったナビくんがグッズに一切使われていないという点がファンの間で物議を醸している。 とはいえ、DDRとの合同で行われた記念グッズ販売イベントは前評判とは裏腹に大盛況となっており、ポップン人気の根強さを証明した形となった。 また、グッズ販売と同時期にAC9以来となる「ポップンカフェ」が東京・大阪・愛知の三ヶ所で開催され、こちらも大盛況となっていた。 削除曲のフラグ処理の変更 eclale以降数度起きていた「版権曲削除の不発」と同様の現象が、2018/12/18~2019/11/25の削除曲全てで発生している。 当初は削除当日朝にそのためのフラグが設定され当該曲が選択できなくなるという形式だったのだが、この期間中の削除曲では全てオンラインアップデート適用後に削除という形になっている。そのため、削除当日に配信されるアップデートが適用されるまでプレー可能な状態が継続する。 eclaleやうさ猫の当時は削除処理が筐体上で正常に行われないというものだったのだが、今作では正式に仕様としたものと推定されていた。 『REFLEC BEAT 悠久のリフレシア』も同様の挙動となっており、手間を削減するためそもそもフラグ処理自体を設定していない可能性が高い。もっとも、pop nには楽曲削除の影響を受ける要素は存在しないのだが(リフレシアはクラスチェックモードの構成も同時に変更されている)。 2020年9月下旬(*12)に挙動がまた変更された模様である。 10時ごろに「毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020」にてDANCERUSH STARDOMより移植された「Love 2 Shuffle」と入れ替わる形のフラグ処理が行われたのではないかという説も。実際、当該曲のスコアデータの閲覧は削除当日は引き続き可能だったという報告もある。(*13) その後、2020/10/26の「にめんせい☆ウラオモテライフ!」削除時には当初の挙動に戻った模様。なお、この際に一部プレーヤーが「モード選択後ゲームが確定でクラッシュ、毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020が進行不能に陥る」という不具合に遭遇した。 キャラクターとしてのうまるちゃんも削除されているが、不具合の発生条件にうまるちゃんを使用していたか否かは絡んでいない模様。そのため、1曲+1名の削除以外に発生条件となる要素が不明という異常事態となった。 この不具合については一切の告知がなかったが、イベント終了後の10/30に修正された模様。 シリーズ終焉を思わせる要素 本作の一部の要素からシリーズ自体が本作で終了するのではないかとも囁かれた。 タイトルの「peace」がCS版におけるスタッフロールの締めの文句「We present this game to the people who loves music and games. peace.」と重なっている。 メインビジュアルのミミ ニャミが付けているバッジが卒業式のアレ(前作隠しのひなビタ♪曲「花のやくそく」のジャケットでまり花や一舞が付けている物)を彷彿とさせる。 「ポップンタイムトリップ」のメインルート最後の隠し曲が「さよならのうた」。ちなみにこの曲のアーティストはSana、杉本清隆、HIRO総長というポップン最古参アーティストのコンビである。 これまでのシリーズにおいてナンバーが2乗の数値になっているものは総集編的位置づけとされており、それとの複合で10周年記念作品である16より後の作品の総集編ではなくシリーズ全体の総集編と解釈されてシリーズ終焉説が補強されてしまうことにも。 ちなみに現在のシステム基板は15でPCベースに入れ替えられたものなのだが、本作稼働開始の少し前にpop nシリーズ20周年を記念して開催されたカウントダウンにおいて最終進化と言われてしまっている。入れ替え後の期間を考えればリフレシアも真っ青のゾンビっぷり(*14) また、2020年5月初頭には「peace」部分の他の候補がこぼれ話として挙がったのだが、よりによってその中にCLIMAXが…… 新作の稼働が発表された(後述)ことにより、結果的にこれらの懸念は杞憂に終わった。 エイプリルフール関連 これまでのシリーズではエイプリルフールネタが定番となっていたが、本作では2019年、2020年と2連続で非開催となった。 ただし、2020年4月1日に「ハイパーロッケンローレ(エイプリルフールの唄)」のUPPER譜面が追加されている。曲名からこの日にこそふさわしいネタとも言えるが、同日限定配信ではなく真面目なイベント更新であるという点は余裕がないとも言えなくもない。 もっとも、2020年は新型コロナウイルスの影響もあってかゲームだけでなく実社会でもあらゆるイベント等が自粛されていたため(*15)、その流れに倣ったものとも言える。 その後の展開 2020年2月のJAEPOで完全新規筐体の新作『NEWポップンミュージック Welcome to Wonderland!』が発表され、試遊が公開されていた。 小型のボタンやスライドパネルを使用した新しい操作デバイス、3Dキャラクター等を導入しており、大幅にリニューアルが図られる作品であることが窺える。 同作が発表された事や、当時のpeaceの解禁イベント「ポップンタイムトリップ」が綺麗に完結していた事、前述のシリーズ終焉を思わせる要素などから、この発表後に「現行の機種は本作で最終作となり、新筐体へ完全移行」という憶測が一部で広まっていたが、現状ではJAEPOでのお披露目以外に正式な発表が一切なされていないため、今後どうなるかは不明である。 後に「ユーザーの反応を探るための試験展示である」との開発者証言があり、当該作のリリース時期や、正統続編・外伝作といった位置付けについては現段階で明かされていない。(参考記事) その後、NEWポップンに収録予定だった版権曲がpeaceに収録され、さらに新たなイベント「ポップンイベントアーカイブ」が開始、そして同社のスマホアプリとのコラボを開催する等、peaceを打ち切るような展開は特に行われず、NEWポップンの動向は未だ不明であった。 ほぼ同時期に新筐体込みで新作が発表されたリブート版『jubeat』も同様の状況であり、JAEPOで先行発表されていた楽曲が現行作『jubeat festo』に収録されている。 2020年11月に発表されたコナミホールディングスの決算発表資料において、2020年末~2021年にリリースするラインナップとして『NEW pop n』と新『jubeat』のどちらも記載されていないことが確認され、少なくとも直近でのリリース予定は無いことが明らかとなった。 2020年9月7日よりWindows PC版コナステで『ポップンミュージック Lively』の無料βテストが行われ、同年11月5日より月額正式サービスが開始された。 インターフェイスは新規だがシステムはpeaceのものをベースとしており、実質的に9年ぶりの家庭用版となる。 2020年12月8日に公式Twitterで次回作『ポップンミュージック 解明リドルズ』の告知が行われ、翌日から稼働開始となった。 本作と同様の流れで、ほぼ全てのデータを自動的に引き継いでのアップデートによる稼働となっている。 本作のサントラは当初モバイルアプリの『beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE』内のMUSIC PLAYERで聴けるのみだったが、2021年12月15日よりCD4枚組の『pop n music peace Original Soundtrack』が発売。 コナステ特典として当時の解禁イベントストーリーを収録した「ポップンタイムトリップ おもいでBOOK」が付属。 収録曲はオリジナル新曲に加え各種移植曲も網羅し、さらにKAC共通課題曲の「Catch Our Fire!」「ランカーキラーガール」、コナミ50周年記念の「50th Memorial Songs」シリーズ、いちかイベント書き下ろしの「ラブキラ☆スプラッシュ」「Sparkle Smilin 」「狂水一華」「Jetcoaster Windy」等の合同イベント楽曲も合わせて収録されている。 加えて「Brand New Tracks」と銘打ち、前作のサントラと同様に完全新曲「天ぷらイントロドン!!」「Miracle 4 RELOADED」「パ・リ^ ^ピ・ポ」を収録。これらの楽曲は後にアーケード版『解明リドルズ』やコナステ版『Lively』にて実際にプレー可能になった。 + ポップンミュージック peace 公式PV動画
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5472.html
レベル変更/ポップンミュージック Lively レベル変更/ポップンミュージック Lively 全般 レベル変更一覧 関連 全般 ポップンミュージック Livelyにおけるレベル変更された楽曲・譜面の一覧。 コンシューマーの作品はレベル変更/ポップンミュージック CS版を参照。 レベル変更一覧 レベル変更がない(旧表記→新表記のレベル差が6の場合も同じ)譜面は空欄となっている。 「旧表記」はfantasiaまでに収録されていた際の旧難易度(※再録された削除曲は、削除前のレベル表記のみ)。 「新表記」はSunnyParkからの難易度で、50段階のレベル表記での「変更前→変更後」。 [天泣]HYPERのレベル変更が、当初は「39→40」という記載で間違えていた。 楽曲 譜面の種類 EASY NORMAL HYPER EX 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 キャンディ・キャンディ 新 5 9 15→12 25 すいみん不足 新 7 13 19→20 29 35→36 ラムのラブソング 新 10 12 27 33→31 薔薇は美しく散る 新 8 11 25 31→32 31 渡る世間は鬼ばかり オープニングテーマ 新 9 13 19→18 25 31→32 魔訶不思議アドベンチャー 新 11 15 21→22 25 31→32 31 37→38 魅せられて~エーゲ海のテーマ 新 11 23 29→31 29 35→38 36 粉雪 新 10 14 20→22 21 27→28 27 33→34 ケロッ!とマーチ 新 10 21 27 33→34 31 37→38 そばかす 新 20 19 25→26 25 31→33 34 ポリリズム 新 8 7 13→12 26 34 ロマンティックあげるよ 新 15 18 24→20 25 31→37 33 39→41 JAP 新 17 21 27→26 30 36 ホタルノヒカリ 新 15 13 27 33→31 33 39→40 侍戦隊シンケンジャー 新 14 16 22→21 26 32→30 35 41→40 恋しさと せつなさと 心強さと 新 6 13 19→17 23 28 34→35 Butterfly 新 13 18 25 31→34 31 37→38 ラバソー ~lover soul~ 新 10 18 24→22 25 31 ソラニン 新 7 13 19→13 24 30→23 29 ウォーアイニー 新 12 15 26 32 38→39 ハマナスの花 新 11 16 25 31→32 31 DRAGON SOUL 新 14 17 23→24 26 32→34 34 さんぽ 新 8 9 15→10 22 29 35→36 Everyday、カチューシャ 新 12 17 23→24 24 29 35→36 CORE PRIDE 9→10 26→25 2021/10/27のアップデート ロマンティックあげるよ 20→23 ソラニン 23→24 2022/08/02のアップデート [virkatoの主題によるperson09風超絶技巧変奏曲] 50→49 2022/10/31のアップデート [魔法のかくれんぼ] 49→48 2023/01/30のアップデート(AC版とのレベル表記の違いを合わせる) エッジ 46→47 2023/07/19のアップデート [アモ] 38→39 43→45 2023/11/01のアップデート(AC版とのレベル表記の違いを合わせる譜面も含める) ホタルノヒカリ 15→19 19→20 ウォーアイニー 39→38 カルマ 40→41 [紅蓮華] 40→43 ルージュの伝言 42→43 [Danza Pantera] - 11→12 - - - [波と凪の挟間で] - - 26→30 - 39→40 - [ミックスナッツ] - - - 34→33 - [純真可憐デザイア] - - - 37→35 - 44→42 [バッドエンド・シンドローム] - - - 44→42 - [smile] - - - 42→43 - [天泣] - - - 43→44 - [Un Happy Heart] - - - - 40→38 [ただ、それだけの理由で] - - - - 47→48 ※ホタルノヒカリのEASYのみ、2021/07/07に追加。 関連 レベル レベル変更 レベル詐欺・逆詐欺 その他関連一覧
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/2465.html
レベル変更/ポップンミュージック13 カーニバル 前回 レベル変更/ポップンミュージック12 いろは 次回 レベル変更/ポップンミュージック14 FEVER! レベル変更/ポップンミュージック Sunny Park 全般 レベル変更一覧 CS版からAC版への移植に伴うレベル変更 関連 全般 ポップンミュージック13 カーニバルにおける、前作からレベル変更された楽曲・譜面の一覧。 ネット対戦及び攻略サイトでの難易度評価もあってか、ゲージの増加のしやすさによるクリアの難易度や局所的な殺しやラス殺しの譜面において上方修正が行われている。 サイバーガガクやオイパンク、アニメヒーローRなどはまさにそれだ。 敬老パンクHのレベルが下がっているものの、クラシック9Hのレベルが上がっている辺り、この頃からソフラン・低速系を苦手とするプレイヤーが目立ってきた。 そのため、ソフラン系を使いこなせばネット対戦では有利になりやすいというスタイルも定着した。 またee MALL曲はこれまでレベルの修正がなかったが、一応初のLv修正に。 唯一SURGE LINE HがLv修正されているが、これは背景がアレグリアと同じなので、その影響で修正されたのかもしれないが、真相は不明。 レベル変更一覧 レベル変更がない譜面は空欄となっている。 楽曲 譜面の種類 NORMAL HYPER EX クリスマスプレゼントAC 29→31 ガムラン 37→38 ヒーリングデュオ 25→23 32→29 ハッピーキュートコア 38→39 ロックビリー 40→41 K-ダンス 36→37 サイバーガガク 36→37 41→42 敬老パンク 38→37 デスコラップ 38→37 ヒルビリー 40→41 ホンコンユーロ 37→38 大河REMIX 37→38 ねぶた 41→40 ハマスカ 25→26 32→33 コアグルーヴ 27→28 島唄 24→25 ポップン体操 40→39 ガバ 39→38 ウィンターダンス 31→29 ハイパーJポップ2 39→38 タブランベース 29→32 デパファンク 40→41 ショウワカヨウREMIX 19→23 ジグ 23→22 サバービア 16→17 パッションLIVE 16→17 ジャズボーカル 16→18 ポップビーツ 17→19 アレグリア 23→19 ナイトアウト 29→31 モンドポップ 14→16 ディスコガールズ 26→29 センタイ 17→19 エンカREMIX 39→40 アイドルガール 23→24 アニメヒーローR 40→41 エンカ 17→18 ウチュウKG 22→24 カレー 21→23 名探偵コナン 15→13 ヤッターマン 30→32 キテレツ2 18→20 クラシック5 35→30 39→35 クラシック6 39→40 クラシック7 36→35 クラシック9 35→36 サーキット 29→33 マインド 26→22 メランコリー 30→28 スクリーン 39→40 スムース 35→37 オイパンク 41→42 ギターポップ(SURGE LINE) 24→19 CS版からAC版への移植に伴うレベル変更 (なし) 関連 レベル レベル変更 レベル詐欺・逆詐欺 その他関連一覧
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5441.html
ポップンミュージック Lively/楽曲パック vol.6 発売日 2022年03月02日 収録曲 30曲+1曲 定価 6091円(税込) ※e-amusementページの「購買部」から購入できる。支払いはクレジットカードまたはPASELIのみ。 ポップンミュージック Livelyでプレイ可能な楽曲パック。 ポップンミュージック Sunny Parkで登場した楽曲30曲+ボーナス曲1曲を収録。 AC版が稼働していた中で、主にポップンウォーカーの前半までに登場した楽曲を収録している。 また、インボルク / 生命の焔纏いて に限り通常版に加えて、特別ボーナス曲としてポップンミュージック 解明リドルズにおいて登場したUPPER版も収録されている。 CS版初出の楽曲における譜面の仕様に関しては、AC版を基準としている。 収録曲リスト ※公式ページでは曲名が記載されていますが、このwikiではジャンル名でのリンクとしております。 華恋ロック 大宇宙の法典 レイニーワルツ ヨーロピアンブレイクコア プログレッシブ(Concertino in Blue) プラチナムジャパネスク ブルームフュージョン ビタミンポップ パティスリーポップ バイオテクノ ハッピーハードコア(I’m so Happy) ハッピー ドラムンベース ドラムンコアダスト トリックポップ ゾディアックオラクル7 スロープカーニバル スプリングテクノ スピットロック スノーウィーコア スカーレット シーソーファンタジー シュプールフュージョン コスモドライブ キーボーズポップ キャンディレイヴ(Wuv U) エレクトロバロック ウィザウチュナイ インボルク アイドルラッシュ インボルク UPPER 関連項目 ポップンミュージック Lively ポップンミュージック Sunny Park 楽曲一覧/ポップンミュージック Sunny Park
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7408.html
ポップンミュージック20 fantasia 【ぽっぷんみゅーじっく とうぇんてぃ ふぁんたじあ】 ジャンル 音楽ゲーム 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミアミューズメント 稼動開始日 先行稼働日(*1):2011年12月7日一般稼働日:2011年12月14日 判定 良作 ポイント 記念すべき20作目選択可能モードの一新クリアメダルが細分化Lv43楽曲が2曲も投入大規模公募イベントの開催 ポップンミュージックシリーズ ポップンミュージック20 fantasia 概要 特徴・変更点 開催イベント 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 アーケード屈指の長寿音ゲー「ポップンミュージック」のシリーズ20作目。タイトルにナンバリングが併記された最後の作品。 テーマは「ファンタジー」。キャッチコピーは「君と奏でる幻想的音楽シミュレーション、今、ここに!」。 長くに渡って搭載されてきた各種ゲームモードにおける大きな刷新が施された。 特徴・変更点 選択可能モードの大幅変更 今作ではこれまで存在した「チャレンジモード」「超チャレンジモード」「ネット対戦モード」が消滅し、「ノーマルモード」に統合。 過去作にも「ノーマルモード」は存在したが、上記の統合により過去作とは全く異なるモードになっている。 判定は前作までの「超チャレンジモード」に準拠し、COOL判定方式のみとなる。1曲目のみ失敗しても次ステージに進める保証がつくのもそのまま。 選曲決定時にネット対戦するかどうかを任意で選べるようになり、1曲ごとに対戦できるようになった。 「エンジョイモード」は「イージーモード」に名称変更された。 こちらはモード名が変更されただけで内容自体は特に変わりない。 ただし通常はGREAT判定だが、ボーナスステージがノーマルモード仕様になったため、そちらのみCOOL判定に変更。 加えて、ボーナスステージに限りスコアも10万点満点方式、5ボタン譜面がボーナスステージだけ左右を隠したピラーボックス型になるなど、完全にノーマルモードと仕様が統一されている。 なお、次回作『ポップンミュージック Sunny Park』では5ボタン譜面と共にeasy譜面に統合された関係で「イージーモード」は廃止。従って「イージーモード」は今作のみのモードになった。 「バトルモード」は一切変更なし。こちらもGREAT判定のまま。 「エクストラポイント」の実装 エクストラステージ出現に必要だった「チャレンジポイント」が「エクストラポイント」に変更。 これまでは「判定系」「MAXコンボ系」「スコア系」「オジャマ」の4つのノルマをプレイ開始前に選択し設定したノルマに応じたポイントが獲得できる方式だったが、今作ではプレーの結果に応じて自動的にポイントが加算される方式となった。 これに伴い、「判定系」「コンボ系」「スコア系」のノルマがステージ開始前の設定可能ノルマから外され、そちらで設定できるのはオジャマノルマのみとなった。 「オジャマ系」「スコア系」「MAXコンボ系」の基本条件における獲得ポイントに、「ネットワーク対戦のプレイ結果」「選曲」「リザルト更新」「連続プレイ日数」などプレイスタイルや結果に応じた様々なボーナスが加算される。 モードの統合に伴い、通常チャレンジと超チャレンジでわかれていたエクストラステージの仕様が、超チャレンジ側における「スーパーエクストラステージ」で統一された(これに伴い、名称も単に「エクストラステージ」となった)。 前作までは「チャレンジモード=満タンから始まってミスすると減少するEXゲージ」、「超チャレンジ=通常ステージと同じ加算型のゲージ(*2)」となっており、後者に統一された形となる。 ネット対戦の仕様変更 上述の通りAC12から続いてきた専用モードが廃止され、仕様変更の上で「ネットワーク対戦」に名称が改められた。 「ノーマルモード」プレイ内で1曲ごとに対戦をするかしないかを選択する形式になった。 選曲後に「対戦しない」、「オジャマありで対戦する」、「オジャマなしで対戦する」から選べる。 対戦をする場合は、オジャマ系ノルマをつけることができない。エクストラステージでは対戦不可。 オジャマあり対戦の場合のみ、ステージ2以降で未クリアだった場合もゲームオーバーにならず次ステージに進める保証がつく。 同時に最大6人と対戦可能になった。ちなみに一度だけ複数のチームに分かれて対戦する「チームバトル」形式の期間限定イベントが行われた。 待機時間内に1人もマッチングしなかった場合は、「対戦しない」を選んだときと同じ状態になる。このときはオジャマ系ノルマをつけることも可能。 店内対戦に限り、別難易度対戦が可能になった。 対戦形式が1曲毎になったことにより、同一曲のNORMAL譜面とEX譜面でそれぞれ対戦などが可能。 残念ながらネットワーク対戦では非対応。また、「メルト」や「ニエンテ/neu」等の譜面により音源自体が変化してしまう曲も別難易度対戦は非対応となっている。 「ナビゲートモード」実装 アップデートで稼働途中から追加されたモード。AC9で実装された「オススメモード」と似たような新モードで、実質的に復活と言える。 楽曲レベルやアーティスト等、様々な条件を設定することでその条件に合わせた楽曲を自動的に選択してくれる。 また、このモードは必ず設定曲数+1曲が遊べるという大盤振る舞いなモードとなっている。 クリアメダルが細分化 楽曲クリア時の成績に応じてクリアメダルの形が○、◇、☆の3種類のうちどれかが付けられるようになった。 銀(フルコンボ)の場合はGOODの数、銅(通常クリア)の場合はBADの数、黒(クリア失敗)の場合は残りゲージで形が決まる。金(パーフェクト)は☆のみ。 ☆>◇>○の順でひとつ上の色のメダルに近い成績ということになる。 これまでの作品でクリアメダルをつけていた場合、通常クリアは銅○、フルコンは銀○、パフェの場合金☆メダルが自動的に付けられる。 ハリアイ・リザルト画面における音声演出の変更 楽曲開始前のハリアイ画面では初代から前作までBGMなしで声援の音声(*3)のみが流されていたが、専用のBGMが使われるようになった。 同様に、BGMが一切存在しなかったリザルト画面も稼働後期から専用BGMが流れるようになった。 ファンタジアパスポート 『beatmania IIDX 19 Lincle』の影響か、今作では所謂「アバター」にあたるカスタマイズ要素の「ファンタジアパスポート」が追加された。 「特定のキャラクターを使用する」「特定の月にプレーする」「クリアメダルが特定の個数に達する」といったゲーム内の様々な条件をクリアすることによって、パスポートのパーツを獲得する事が出来、モードセレクト画面でパスポートのカスタマイズが出来る。 ファンタジアパスポートはアバター要素に加えて、熱帯の際に対戦したプレーヤーの物を入手したり、ポプとも同士でパスポートの交換を行う事が出来たりと、いわゆる「コミュニケーション要素」も付加されている。 また、本作のデモ画面では「みんなのファンタジアパスポート」と称して筐体でプレーしたプレーヤーのパスポートを見る事も出来た。 「ハイライトゾーン」の追加 今作で初登場した楽曲(全てではなく一部のみ)に、要所要所の部分に「ハイライトゾーン」が追加されている。 ハイライトゾーンに差し掛かるとキャラ枠付近にゲージが出現する。ハイライトゾーン内のノーツをすべて残さず拾うことでゲージがMAXになり、それと同時に両方のキャラクターが光のエフェクトと共にFEVERアクションをとる。 ただの演出というわけではなく、ハイライトを成功させることで微量ながらエクストラポイントが獲得できるため、EXステージを狙うには無視できない存在となる。 EXステージがPASELI特典に変更されたことでポイント制が廃止されたラピストリア以降も演出の一環として残されている。 その他 AC5以前のキャラクターの顔アイコンが刷新された ドット絵描写からAC6以降の縁取りなしのイラスト風のデザインに統一されている。 デザイン自体も一新されており、各キャラクターのハリアイ絵をベースにしたデザインになっている(一部のキャラのみ、元のドット絵アイコンベースとなっている) 開催イベント アイテム集め 今作における解禁イベントの一つ。このイベントは当時としては異例だった稼働開始当初からの開催となる。 ゲーム終了後にミミが幻想世界を探索するイベントが挿入され、ゲームプレーを繰り返すと最終的に宝箱からアイテムを回収する形で新曲やパーツアイテムを解禁するという物。 なお、このイベントのクリアは後半の解禁イベントである「それゆけ!ポップンクエスト」の参加条件となっている。従って、今作において全ての楽曲を解禁するにはこのイベントのクリアが必須。 それゆけ!ポップンクエスト 今作における解禁イベントの一つ。例によって稼働後期からスタートした。 ゲーム内で登場する様々なお題(クエスト)をこなしていき、最終的に新曲を解禁するという内容。 このイベントではいわゆる経験値に相当する「名声」という数値が新たに登場する。なお今作で新曲を解禁するには名声を一定の数値まで溜める必要がある。 『ポップンミュージック ポータブル2』との連携 稼働から近い時期に発売されたPSP『ポップンミュージック ポータブル2』のパーティーモードをクリアして入手した「ひみつのあんごう」を本作で使用することで、同作の書き下ろし新曲をプレー可能になるという連動要素がある。 過去に初代『ポータブル』と『18 せんごく列伝』の連動の際、ソフトを購入しなくてもパスワードさえ知れば誰でも使えてしまうという事態が起きたためか、今作ではソフトにe-AMUSEMENT PASSのコードを打ち込むことで個別にパスワードが生成されるという形式に変更され、他人のパスワードを使うというズルが不可能になった。 4ヶ月に渡って『ポータブル2』の新曲が1曲ずつ移植され、最終的にオリジナル4曲全てがACに登場することになった。さらに、2012年6月20日以降はパスワード不要でe-AMUSEMENT PASSを使えば誰でも遊べる楽曲として無条件解禁された。 それだけに留まらず、本作では更に同作で復活収録された「マキシマム/Mighty Guy」も同様にボーカル差し替えで移植された他、同作のために新規制作された3曲のEX譜面も収録されるという。本作でのCS版との連携は例年以上に力の入った物と言えるだろう。 アルバム発売記念イベント 本作では、コンポーザーの1人であるTOMOSUKEとサウンドディレクターも兼任するwacのアルバムが発売された事を記念して、両アルバムから楽曲が隠し曲として収録され、大々的な解禁イベントが開催された。 前者は「幻想音樂/αρχη」・後者は「ダージュ/ピアノ協奏曲第1番"蠍火"」。どちらもpop n以外の機種で猛威を振るっていたボス曲の登場となる。 APPEND TRAVEL 本作では前年の「APPEND FESTIVAL」に引き続き、『jubeat copious APPEND』との連動イベントとなる「APPEND TRAVEL」が開催された。 同イベントで特定の楽曲のプレーで溜まるポイントを公式サイトで消費する事によって、本機種ではファンタジアパスポートのパーツを獲得が出来た。 また、イベント開催に伴い書き下ろし曲として「ロービットサンプリング/HEAT-BIT-HIT-BEAT」がpop n/jubeat両機種に新規収録された。 pop n REFLEC同時ロケテスト記念イベント 次回作『Sunny Park』と『REFLEC BEAT colette』のロケテストが同時開催された事により、それを記念して次回作からの新曲を解禁出来るイベントも開催された。 解禁可能な楽曲は「トランスコア/FLOWER」と「トゥインクルポップ/Twinkle Wonderland」の2曲。現在のBEMANI界隈を代表する名曲群が今回のイベントを経由してpop nに登場した。 公募企画「WE LOVE ポップンミュージック みんなでつくって20 ~アーティストはキミだっ!~」 今作ではシリーズ通算20作を記念して大規模な公募企画が実施された。 内容はロケテストで公開された楽曲のキャラクターデザインを募集するイラスト投稿サイト「pixiv」との提携イベント「キミも★ポップンデザイナー」、ゲーム終了画面に表示されるイラストを募集する「みんなで★ポップンイラストコーナー」、オリジナル新曲や楽曲のボーカリストを募集するSOUND VOLTEX FLOORとの提携イベント「ボクもワタシも★ポップンアーティスト」の3種。 中でもキャラクターと楽曲関連についてはゲームに大きく影響を与える事等から好評を得ていて、後に23作目にあたる『éclale』でも同様の公募企画が行われる事になった。 評価点 クリアメダルの細分化で見やすくなったインターフェイス面 前作までの楽曲別成績はクリアメダルが3種類しか無かった関係で、一見ではフルコンボorパーフェクトに近い状態の楽曲がどれなのか分からないという難点があった。 だが、今作でクリアメダルが細分化された事によって、これが解消。クリアメダルの形で現在のBADやGOODの数を判断出来るようになり、一気に分かりやすくなった。 なお、前作まではプレー画面のフルコンボ演出のみ「No Bad」と異なっていたが、今作以降はプレー画面での演出も「FULL COMBO」に統一された。 高難易度譜面の拡充 『IIDX』からの移植で「ダージュ(ピアノ協奏曲第1番"蠍火")EX」、ファンタジア解禁イベントのボス曲である「ムラクモ(少年は空を辿る)EX」と、一作品で2曲ものLv43楽曲が追加された。 これら2曲はその中でも格上であり、AC16の「トイコンテンポラリー(シュレーディンガーの猫)」、AC17の「サイレント(音楽)EX」と並んでジャンル名の頭文字を取った通称「トイサイダー村」と呼ばれるようになり、次作『Sunny Park』でのレベル50段階再編成の際にこの4曲が揃って最高レベルの50に昇格している。 加えて、『ポップンミュージック ポータブル2』からの移植曲として「リナシタ(uən)」も登場。同曲は初出レベルこそ42だが、譜面難易度自体はレベル43と引けをとらない物で、たかが「携帯機作品だから」といって決して油断出来ない難易度になっているのが特徴的。こちらも次作『Sunny Park』で旧43相当の新49に昇格している。 これらの事から、本作は前作前々作ではやや停滞気味だった難易度のインフレが再び始まったことによって、超上級者を満足させ事になったと言える。 新規追加のやり込み要素について 今作で追加されたファンタジアパスポートにおけるパーツの獲得条件は非常に多岐に渡っていて、パーツ自体の種類も非常に凝っている点も相まって集めがいがある。 楽曲解禁イベントの「それゆけ!ポップンクエスト」もクエストの内容自体も非常に凝っている他、楽曲及び譜面の他にパスポートのパーツを獲得出来たり、クエスト受注/達成の際に各キャラクターのセリフを聞けたりと、やり込み要素として見ると決して悪くない内容と言える。 相変わらず楽曲・キャラクター面は大好評 今作は「複数アーティストによる合作」をバージョン全体の楽曲方針に設定しているのだが、例によって数多くの名曲が登場した。 『beatmania IIDX』を代表とするアーティストであるRyu☆はDai.及びHalkaとのユニット「HHH」名義での参加に加えて、音楽プロデューサーのStarving Trancerと新生ボーカリストである森永真由美と共に「ファッシネイション/朧」を提供。moimoi自身がモチーフの担当キャラ「モイモイ」と共に今作随一の人気を博した。 TOMOSUKE率いるユニット「Dormir」のボーカリストのくりむはあさきと「あさきのくりむ童話」を結成。提供した楽曲の「いきもの失格」はあさき作曲のおどろおどろしい曲調・意味深な歌詞とくりむによるメルヘンな歌声が悪魔合体。担当キャラの「にんじん」もぎこちない動きと全く変わる事のない笑顔から強烈なインパクトを誇っている事から、今作のデフォルト楽曲の中では強烈な存在感を発している。 なお、同ユニットは後に再結成する事になるのだが、再結成後に提供した楽曲も今作以上に強烈なインパクトを誇る楽曲として話題になってしまった。 前作『19 TUNE STREET』よりpop nのサウンドディレクターに就任したPONはギタリストの96こと黒沢ダイスケ氏と共に「ApachE」(アパッチ)を結成。提供した「ウルトラ90 s/ノー!ノー!Way」はジャンル名に加えて曲調や担当キャラの「バウンティ」と公式サイトと某世界的ロックユニットを彷彿とさせる楽曲として話題になった。 jubeat ripplesで登場した「A.I.デイトポップ/隅田川夏恋歌」の大ヒットの記憶が新しいALTはフレディ波多江とのデュエットソング「A.I.ダークネス/DOES NOT COMPUTE」を披露。同曲は作曲自体は「隅田川夏恋歌」と同じ村井聖夜ではあるものの、ダークな曲調を得意とする「エレハモニカ」名義での参加という事もあってか、いつものALT曲とは一線を画す楽曲として評価される事に。 AC17以降でサウンドディレクターから退きつつコンスタントに楽曲提供を行なってきた人気アーティストのTOMOSUKEは、きしめんことナーサリーライム主題歌「true my heart」でお馴染みの「あべにゅうプロジェクト」とのタッグで「理系ポップ/恋はどう?モロ◎波動OK☆方程式!!」を提供。TOMOSUKE監修による理系用語が敷き詰められた歌詞と佐倉紗織による萌えを感じさせるボーカルというギャップのある組み合わせは勿論のこと、担当キャラの「ルート@ドー研」もひたすらドーナッツを研究しているツインテールの眼鏡女子という事から人気が爆発。また、LOSEアニメもメイド服を嫌々ながら着させられるという物という事で負けても美味しい。 公募企画「みんなでつくって20」では主に楽曲とボーカリスト部門が存在感を放っていて、後のBEMANIシリーズで一線級に活躍するアーティストを多く輩出した事で知られている。 疾走感のあるトランスナンバー「スターリートランス/Southern Cross」、往年のポップン曲らしさを押し出した「ポップンポップ/Like a pop n music」、ラブリーな「ハッピーラヴゲイザー/恋愛観測」、現実問題を取り扱った「あやかしロック/情操ディストピア」と、いずれの楽曲も名曲と印象的な担当キャラが揃っている。 賛否両論点 モード統合について 前作までの初心者プレーヤーにとってはエンジョイモードで慣れて次の段階へ進む際に、たくさんあるモードのどれを選べばよいのかがわかり難く取っつき辛いという難点があったが、モードが統一されてモード数が減ったため、その点が解消された。 その一方で、旧作から親しんできたプレイヤーからは基本モードが一つに統一されてしまった事への否定的な意見も見受けられた。 ネット対戦がモード自体の仕様変更によって従来よりも盛り上がり難くなってしまった点(後述)や、チャレンジポイント制からエクストラポイント制への移行に伴って「GREAT○○以上」「BAD○○以下」といった「判定系ノルマ」が削除された点も批判された。(一応「フルコンボ・低BADクリアボーナス」という形で残されているが、「クリア」「フルコンボ」「パーフェクト」「クールパーフェクト」という大雑把な形でしか計測されない) ノーマルモードにおけるCOOL判定の強制化 前作まではチャレンジモードがCOOL判定なし、超チャレンジモードがCOOL判定有りで分かれていたのだが、今作のノーマルモードでCOOL判定有り一本化された。 結果として、ゲーム自体がスコアを重視する上級者向けにより特化され、同程度のレベル帯にいるプレイヤー間でもスコア精度に差が表れ易くなったためスコアの伸び悩みに悩むプレイヤーも多く出るようになった。 これまでチャレンジモードを中心に遊んでいた人にCOOL判定への移行を実質強制する形となってしまった上に、モード統合の影響により超チャレンジと別口で保存されていたチャレンジモードのスコアが 一律削除 となってしまった点も批判された。 ネット対戦のオジャマあり対戦・オジャマなし対戦の分化 ネット対戦自体のシステム変更そのものの問題点は後述するが、本作で「オジャマなし対戦」が完全に分化された。元々「完全にオジャマなしで対戦したい」というガチバトル勢の声はそれなりに存在しており、オジャマ「なし」同士がマッチングするとガチバトル演出になったり、前作でも期間限定で「ガチバトルスペシャル」が開催される等はあったのだが、今作で完全にオジャマの有無で分かたれることになった。 その結果、下記のシステム変更の影響もあってオジャマあり対戦の方は過疎化が著しくなってしまった。 一ガチバトル勢からは「純粋な実力で勝負できる」という点でこの細分化自体は受け入れられており、対戦に何を求めるかで意見が分かれる形となった。 問題点 メイン解禁イベント「それゆけ!ポップンクエスト」について 緑・青・赤の3色のクエストが存在し、基本的には緑クエストが「名声」ポイント稼ぎ用でコンボやスコアなどの特定条件をクリア、赤クエストが隠し曲・譜面の解禁に絡み、青クエストが赤クエスト出現のための前提条件となっていることが多い(例外もある)。 赤クエストはいずれも名声を特定のクラスまで上げなければそもそも受注できないため、楽曲解禁に直接絡まない他色のクエストをある程度こなしていく必要がある。 クエスト達成および楽曲解禁の為に遊ぶ楽曲が縛られるという点が不評の一因となった。 緑クエストのうちノーマルモードが対象になる物は楽曲の種類については特に指定は無いものの、条件達成に対して相性の悪い楽曲を選曲してしまうと相対的にクエストクリアまでの道のりが遠くなってしまう。これを防ぐにはクエストと相性の良い楽曲を選ぶ必要があるのだが、キャラクターと担当楽曲のイメージから相性の傾向を推測しなくてはならないため、ある程度のプレー経験の積み重ねと知識を要する。勿論、今作がポップン初プレーの入門プレーヤーの場合はどの曲を選曲すれば分からずクエストのクリアまでに時間がかかってしまいがちであった。一応プレー後には「がんばりボーナス」として達成率を少量上昇させる事が出来るのだが、これを足掛かりに短期間で緑クエストを進めるのは難しい。 青クエストは選曲中に出現するクエストカテゴリの中から当たり候補となる楽曲を選曲すれば初心者でもゲージを伸ばす事が出来るのだが、そうした場合はクエストをクリアするまでの間は正解の楽曲と切り離した上での自由な選曲が出来なくなってしまう。また、クエストカテゴリを介さずにクエストの内容から正解を導き出した上で自力で選曲するという方法も可能なのだが、どっちみち選曲内容が縛られてしまうのは仕方がない。 また、楽曲解禁のために必要なキークエストの中には「COOL判定を10000回出す」「白ポップ君を3000個叩く」「グルーブゲージを累計500本獲得」と面倒なクエストが選ばれているものもあり、不評だった。 これらの条件を短期間で満たすには上述の通りクエストの内容と相性の良い楽曲を選ぶのだが、当然ながら高難度譜面への特攻や低レベル譜面のプレーといった事を強制されてしまう。苦手なプレーヤーにとっては苦痛に感じられやすく、結果的に「やらされている」感が否めない。 その一方で何の赤クエストの出現にも絡まない所謂「ダミー」の青クエストも多数存在し、円滑な解禁作業を阻害する。 ダミークエストはイベントに初参加した辺りではクリア時に楽曲解禁に絡む要素の一つである名声も溜まるという事もあってか、序盤における名声の量の少なさも相まって「何が何でもクリアしなければならない」という様な状況のプレーヤーに対しては重宝されている面があった。その一方で「名声の量が十分に程度溜まり特定のクエストをクリアした次点で楽曲解禁準備に移行する」という様な状況になりがちなイベント後半ではダミークエストの選択は完全に無駄足になると言わざるを得ないだろう。 このイベントで新曲を出現させるには、特定クエストのクリアに加えて、現在プレーヤーが所有している「名声」を一定の量を溜める必要があることから、楽曲の解禁方法は少し複雑と言わざるを得ない。名声が十分に溜まっていないイベント序盤戦では、楽曲解禁に必要となる緑/青クエストを消化しても新曲相当の赤クエストが出現しない事もザラ。 稼働時から開催された解禁イベント「アイテム集め」を最後までクリアしないとポップンクエストに参加が出来ない点も、参加条件として厳しいものがある。 アイテム集めは曲アイテムとパーツアイテムが交互に手に入る形でオールクリアまで「19個」ものアイテム収集を必要とするため、稼働初期から欠かさずプレーしていたかそうでないかで大差が付く形となってしまった。 APPEND TRAVEL開始から本イベントの開始までの1か月間、隠し曲が出しやすくなる「2倍アップキャンペーン」が実施されていたため、稼働初期辺りから遊んでいるプレーヤーはすんなりとイベントに参加できたものの、クエスト開始以降から始めたプレーヤーの場合はキャンペーンの恩恵が受けられないこともあってなかなか新曲解禁にたどり着けず、配信されたばかりの新曲を知る手段が絶たれてしまったのも同然であった。 前作の「タウンモード」ではラスボス配信後も新作の稼働まで新イベントの追加が行われていたのだが、本作のポップンクエストでは残念ながら行われなかった。一応、クエストの中では前期に行われた熱帯のチームバトルの第2回開催を示唆する内容があったのだが…なお、pop nの楽曲解禁イベントはAC 18まではラスボス登場後は特に新規追加イベントなど無く新作稼働に移行していた傾向があったことから、今作のポップンクエストでの新イベント追加が無い点は単にあるべき姿に戻っただけとも言える。 不評の原因としては前作AC19でのメイン解禁イベント「タウンモード」が非常に高評価だった反動もある。今作では稼働末期にアイテム集め&ポップンクエストが共に自動終了し、クエストを含んだ隠し曲の全解禁も行われていた事から、全解禁が行われなかった前作と比較するとそちらの面では評価されていると言える。 公募イベントについて 今作ではシリーズ通算20作目を記念して大々的な公募イベントが行われたのだが、うち「楽曲公募」については第2弾の楽曲が本作では配信されなかった。 その第2弾の楽曲は次回作『Sunny Park』にて「みんなでつくって20 もーいっかい」のタイトルで配信。ここでようやく公募イベントが全て終了する事になった。 ネット対戦の仕様変更に伴う問題 今作では1曲毎に対戦するかしないか選ぶ方式に変更されたのだが、専用モードを採用していた前作までと違い、対戦待ちした場合は他のプレーヤーが同じ曲を選んでくれないとマッチングが成立しない。 このため、前作と比較してネット対戦そのものが成立しないケースもかなり多い。今作から最大6人まで対戦可能になったのだが、そこまで人数が一度に集まる機会は滅多になく、前述の「チームバトル」イベント期間ぐらいしかまず見られなかった。 同様の対戦形式を持つjubeatシリーズにあるような対戦待ち曲を適当に選んでくれるランダムマッチングは本作に存在しない。 また、前作では各人が自分の選曲を持ち寄るという形式のため何の曲が来るのか予測がつかないという面もあったのだが、今作ではシステム上相手の対戦待ちの曲が予め分かってしまう。 前作では自分の得意な曲や、ソフランなど苦手な人が多い特徴的な譜面の曲を「武器曲」として用いるスタイルも多く見られたが、今作ではそもそも相手がわざわざ選んでくれないと対戦が成立しないため、意味を成さなくなっている。 専用モードではなくなったことにより、特にオジャマあり対戦については前作までの特殊な装備アイテム類も全て廃止されてしまったため、戦略性も下がっている。これもオジャマあり対戦の過疎化の原因でもある。 ファンタジアパスポートの問題点 本作で導入された新システム「ファンタジアパスポート」の要素の一つである「デモ画面でプレーヤーのパスポートを見る事が出来る」機能というのは確かに画期的な機能ではあるのだが、逆に言うとプレーヤー自身の個人情報の一部も見られてしまうということでもあり賛否あった。 また、稼働初期ではパーツ獲得時に一つずつパーツ名が表示される関係で、複数の条件を満たしている場合はゲーム開始前の時間が遅れやすくなる点も見られた。この点は後のアップデートで複数のパーツが表示される形式に変更されたことによって解消されている。 ハイライトについて 今作で実装された新システムのハイライトは、本作の時点では試験段階という扱いなのか、本作における一部の譜面ではハイライトが存在しない物も見受けられている。 特に本作随一の人気曲である「ファッシネイション/朧」はEX譜面のみハイライトが存在しないことが残念がられている。 ハイライトは好評だったのか次作『Sunny Park』以降のシリーズ作品における新曲は標準でハイライトゾーンが設定されている。 また、本作でハイライトが存在しない譜面についても『Sunny Park』稼働の際に新規のハイライトゾーンが追加されているのだが、未だにハイライトが追加されていない本作初出の譜面もちょくちょくと見られる。 連動対象曲の難易度が高い 本作ではjubeatとの連動イベント「APPEND TRAVEL」が開催されたのだが、ポイントを溜める際に必要な「ロービットサンプリング」の難易度が主にjubeatプレーヤーから批判されていた。 というのも、同曲における下位譜面の5ボタンとNORMALはどちらもレベルの割には難しく詐称評価されていた。この2譜面は本来はpop nのプレー経験の浅いプレーヤーが選択するべきなのだが、他機種プレーヤーがメインとなる筈の連動対象曲の難易度が高いのは頂けない。 幸いEASYモード側の譜面はモード仕様の関係でそれほどでもないことから、jbプレーヤーはまずこちらから手を付けるべき。 総評 前作チューンストリートとの比較で何かと過小評価されがちな不遇作品であるが、ポップンとしての魅力や面白さは従来同様。 ポップンミュージックシリーズとして十分良作と言えるだろう。 余談 次作『Sunny Park』以降はオフライン稼働に対応していないため、オフラインで稼働したいゲームセンターでは今作で止めているケースが多く、AC旧作としては見かける機会の多いバージョンである。 前作『19 TUNE STREET』は全解禁が行われなかった関係で前作のオフライン版はイベント隠し曲がプレー不可能になっているのだが、次回作となる今作は前作のイベント隠しがあらかじめ全解禁されているため、現在では前作隠し曲の5ボタン譜面を目当てに今作をプレーする者も見られているらしい。 ただし、本作のオフライン筐体についても、例えPHASE MAXになっていてもe-AMUSEMENT PASS限定で無条件解禁される一部の楽曲がプレー不可能になっている。 具体的には『ポータブル2』からの4曲、アルバム発売記念「幻想音樂」「ダージュ」、APPEND TRAVEL「ロービットサンプリング」、Sunny Parkロケテ記念「トゥインクルポップ」「トランスコア」、公募採用曲「スターリートランス」「ポップンポップ」、ポップンボーカリスト受賞「ハッピーラブゲイザー」「フェージングポップ」「あやかしロック」の14曲が遊べない。 上記に加えて、初期データから一度もオンラインアップデートされていない筐体に限り、キャラ公募のIR新曲「ストライフ」「トラディショナルルーツ」「呪エモ?」の3曲も出現しない。 これらの楽曲は『Sunny Park』以降も継続収録されているため、オンラインの現行筐体でならプレー可能ではある。 ポップンミュージックカードについて 今作でのポップンミュージックカードは第3弾より新たにアニメーションカードとチェンジカードが加わった。前者は各種アニメから抜粋した物がカードの絵柄に採用され、後者はカード用に新たに衣装が書き下ろされたキャラクターが描かれた物になっている。 中でも後者はファンの間で大好評となり以降の弾でも続投している事から、結果的にポプカ人気を貢献する要素の一つとして定着することになった。 アーティストの世代交代について 今作をもって「ふじのマナミ」「NAOKI」「Jun」「上野圭市」「Q-Mex」といった、今作を皮切りにpop nとの関わりが消極的になったり楽曲提供を止めるアーティストが続発することとなった(*4)。 その一方で、前作からサウンドディレクションを担当している「PON」や、みんつく20でBEMANIデビューした「NU-KO」「秋成」「red glasses」15 ADVENTURE以来の参加となる「m@sumi」といった所謂「新世代組」と称されるアーティストの活動が今作を皮切りに台頭し始めてきた。 続く次回作『Sunny Park』でも今作とほぼ同様のアーティスト傾向が見られていた事から、今作と次作は良くも悪くも「参加アーティストの世代交代」を象徴しているバージョンと言えよう。 今作参加ユニットのその後 今作で登場したスペシャルユニットのうち「あさきのくりむ童話」「ApachE」「猫叉劇団」「猫叉Master feat. 常盤ゆう」の4組は、本作の後も新曲をリリースした。 中でも「カラルの月」を提供した「猫叉劇団」は今作以降も現在まで継続してBEMANIへ楽曲を提供している点はもちろんのこと、アーティスト自身もリアルでズッ友という事が話題に。 遂に正体を現したonoken 今作で「ヴァルキリーブレイクス/CELSUS」を提供したFELYS氏は本作サントラのインストアライブにて自身の正体をBMS出身の有名アーティストである「onoken」と明かした。その際に過去に『17 THE MOVIE』と『18 せんごく列伝』で楽曲提供していた「Ax」の正体も彼であるとバラした もっとも、『17 THE MOVIE』の「Ax」名義での提供楽曲「ピアノテック/Stories」自体がonokenの楽曲群のフレーズで構成されていたり、以降の提供曲も氏の関係者との共作だったり、何より前作「アンティーク/時守唄」でも使用していたこの「FELYS」という名義自体がonoken氏の代表曲の曲名そのまんまであることから、ネタばらしする前から既に正体が氏ということがバレていたのだが… 炎上してしまったボーカリスト 今作の新曲「チュリースユーロ/マジヤバ最強伝説」の歌唱担当の「鋼兵」は後に2015年春辺りにアップロードした動画で歌い手を批判してしまったことをきっかけに大炎上。その後もユーザーによって氏が過去に匿名掲示板の有名荒らしの正体という黒歴史が暴露されてしまう大騒動に発展してしまった。(*5) この騒動の影響なのか、今作で収録された「マジヤバ最強伝説」も「ファンタジア負の遺産」「ケツエメユーロ」といったようにプレーヤーからも散々な評価を下されてしまう事に。 とはいうものの、本曲が収録された時点では氏自体の知名度が低かった関係なのか、単に「かっこいい曲」という感想を述べるプレーヤーも多かった。しかし、例の炎上騒動以降はそのようなプレーヤーも手のひらを返してしまい、現在はネガティブな印象を持つ楽曲として見られる様になったのは否めないだろう。 ちなみに、pop nは後の作品でも同じく炎上してしまった男性ボーカリストの楽曲を収録する事をまたやらかしてしまう。一体何の因縁なのだろうか… 声優デビューしたボーカリスト 今作の「みんつく20 ボーカリスト部門」の恋愛観測でデビューしたボーカリストのNU-KOは後に本名の「佐伯伊織」名義でまさかの声優デビューを飾った。 それ以前の彼女の商業作品における活動はコナミゲーのみという事もあってか知る人ぞ知る存在ではあったのだが、2018年に放送されたテレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」にてキングヘイローの声優を務めた事により一般にも知れ渡る事になった。 …だが時は流れ2023年、後に現在はとある事情によりコナミ側にとっては少々皮肉な存在になってしまったが…… 今作のサントラについて 今作のサントラは「ポップンクエスト」の最終フェーズ配信から約1ヶ月後の6月に発売された。 なお、今作のサントラは「みんつく20 オリジナル楽曲/ボーカリスト部門」をはじめとする数曲は、配信前にサントラが発売された関係で収録されていない。 結局、みんつく20の楽曲群は「も~いっかい」こと第2弾楽曲と共に次作『Sunny Park』のサントラに収録された。
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5580.html
ポップンミュージック Lively/楽曲パック vol.10 発売日 2023年02月01日 収録曲 30曲 定価 6091円(税込) ※e-amusementページの「購買部」から購入できる。支払いはクレジットカードまたはPASELIのみ。 ポップンミュージック Livelyでプレイ可能な楽曲パック。 ポップンミュージック peaceで登場した楽曲30曲を収録。 プレー画面のカスタマイズで、peaceのデザインも収録。 CS版初出の楽曲における譜面の仕様に関しては、AC版を基準としている。 収録曲リスト ※公式ページでは曲名が記載されていますが、このwikiではジャンル名でのリンクとしております。 「Lively_楽曲パック10」をタグに含むページは1つもありません。 関連項目 ポップンミュージック Lively ポップンミュージック peace 楽曲一覧/ポップンミュージック peace
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5459.html
ポップンミュージック Lively/楽曲パック vol.8 発売日 2022年05月30日 収録曲 30曲+1曲 定価 6091円(税込) ※e-amusementページの「購買部」から購入できる。支払いはクレジットカードまたはPASELIのみ。 ポップンミュージック Livelyでプレイ可能な楽曲パック。 ポップンミュージック eclaleで登場した楽曲30曲+ボーナス曲1曲を収録。 また、[MADSPEED狂信道]に限り通常版に加えて、特別ボーナス曲としてポップンミュージック peaceにおいて登場したUPPER版も収録されている。 プレー画面のカスタマイズで、eclaleのデザインも収録。 CS版初出の楽曲における譜面の仕様に関しては、AC版を基準としている。 収録曲リスト ※公式ページでは曲名が記載されていますが、このwikiではジャンル名でのリンクとしております。 [透明はまだらに世界を告げて] [蒼が消えるとき] [爆臨!!イナカイザー!!] [流離] [桜色のメロディー] [ユメユメアラウンド~だってYou Me~] [パ→ピ→プ→Yeah!] [デュスノミア] [ダブステ列島恋物語] [ジオメトリック∮ティーパーティー] [カラフルトイズ・ワンダーランド] [エアポートシャトル] [ひまわりと散歩道] [”Schall” we step?] [Together!] [Sugar Coaster Girl] [Reconsideration] [Re Unite the Night] [Ophelia] [ON-DO] [Norinori Coupon] [ME-GA-NE-HA-ZU-SE] [MADSPEED狂信道] [Link of Chain] [Into the Wind] [INHERITANCE of WILL] [HADROS GALE] [Engagement] [El venenciador] [Beyond the prairie] [MADSPEED狂信道] UPPER 関連項目 ポップンミュージック Lively ポップンミュージック eclale 楽曲一覧/ポップンミュージック eclale
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11618.html
今日 - 合計 - ポップンミュージック ベストヒッツ!の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時34分02秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5409.html
ポップンミュージック Lively/楽曲パック vol.5 発売日 2021年12月23日 収録曲 15曲 定価 3036円(税込) ※e-amusementページの「購買部」から購入できる。支払いはクレジットカードまたはPASELIのみ。 ポップンミュージック Livelyでプレイ可能な楽曲パック。 pop n music peace original soundtrackの発売を記念し、ポップンミュージック peaceで登場した12曲と、同サウンドトラックのBrand New Track枠でいち早くポップンミュージック 解明リドルズに収録された3曲を合わせて、計15曲が収録。 収録曲リスト ※公式ページでは曲名が記載されていますが、このwikiではジャンル名でのリンクとしております。 [雪夜の森のプリャースカ] [祭ノ痕、君ヲ憶フ。] [幻島アトランティス-4elements-] [天ぷらイントロドン!!] [マイアガル、マイオドル] [パ・リ^ ^ピ・ポ] [オトメ聖戦タクティクス] [Welcome to pop n fantasy] [Sprite Digital] [PM is Here!] [Miracle 4 RELOADED] [High Gravity] [Festum Duodecimum!] [cucumis melo] [Burning Love] 関連項目 ポップンミュージック Lively ポップンミュージック peace 楽曲一覧/ポップンミュージック Lively
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5289.html
ポップンミュージック Lively/楽曲パック vol.1 発売日 2020年12月09日 収録曲 30曲 定価 6091円(税込) ※e-amusementページの「購買部」から購入できる。支払いはクレジットカードまたはPASELIのみ。 ポップンミュージック Livelyでプレイ可能な楽曲パック。 ポップンミュージック17 THE MOVIEで登場した楽曲の中から30曲を収録。 収録曲リスト ※公式ページでは曲名が記載されていますが、このwikiではジャンル名でのリンクとしております。 流星RAVE REMIX 昭和ノワール 和算テクノ マダーロック ホッテストパーティー フォークトロニカ フィーバーロボREMIX バトルシンフォニー テクノちゃいるど サイレント コンテンポラリーネイション4 コアロック キューティーテクノポップ キネマ2 エレジィ2 ルナティックリール メタルフロウ メタリックオペラ ミッドナイトドラムン フレンチシネジャズ ハードPf+ ハンズアップ ハッピーハードコア(STAR SHIP☆HERO) ハッピーJヴォーグREMIX ハイパーファンタジア ディープシーロマン シューティングフュージョン ゴスインダストリアル エレビッツJポップ J-ロックΦNEW 関連項目 ポップンミュージック Lively ポップンミュージック17 THE MOVIE 楽曲一覧/ポップンミュージック17 THE MOVIE